あの部署は「動かない」「保守的」——結果、仕事が進まない。
会社でよく言われがちなフレーズですが、、、
しかし現場にいると、単純に「やる気」や「人間性」の問題ではないことがほとんどだと感じます。
部署ごとに違う役割と評価基準
【経営側や営業・推進側】
数字責任があるので、新しい提案をしたり、施策を進めたり、とにかく前に進めることが求められる。
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成果は評価や給与に反映される
【管理部門やバックオフィス側】
現場を止めないことが役割なので、ミスを防ぎ、ルールを守り、運用を安全に維持する。
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改善活動や整理は評価されにくい
部署間の対立はなぜ起きるのか?
すると、
・バックオフィス側は「また急に仕事が増えた…!」
・営業・推進側は「なんで仕事が進まないの?」
現場同士が対立し始めます。。。
これは単なる「人の問題」ではなく、「組織マネジメントの問題」だと思います。
本来、部署ごとに役割や評価基準が違うのは当たり前です。
なぜなら、部署によって「評価される行動」が違うからです。
営業・推進側は、「進めること」や「成果を出すこと」が求められる。
一方で、管理部門やバックオフィス側は、「止めないこと」や「事故を起こさないこと」が求められる。
つまり、同じ会社のなかでも、部署ごとに見ている優先順位が違うということです。
しかし、そのズレが整理されないまま、現場同士だけで解決を求められてしまう。
その結果、部署間の対立や疲弊が起きているのだと思います。
部署間の摩擦を調整するのは誰か?
高い報酬を得る立場には、その分の責任も伴うと思っています。
だからこそ、経営層や管理職には
・組織が機能する状態を作る
・部署間の摩擦を調整する
・現場が疲弊し続けないようにする
こうした役割も含まれていると思います。
「仲が良い」より、意見を交わせる組織
あと、会社でよく耳にする「うちはみんな仲が良いから」という言葉に、とても違和感があります。
本当に仕事で大事なのは、上下関係なく、必要な意見交換ができる環境が重要です。
・問題を指摘できる
・違和感を共有できる
・必要ならぶつかれる
こういう環境のほうが、組織としては健全。
本来重要なのは、「波風を立てないこと」ではなく、必要な問題を表に出し、改善していくことのはずです。
しかし、組織では波風を立たないこと、空気を壊さないことが評価され
結果、表面的には平和でも、本質的な改善は進みにくい。
「動かない部署」を生むのは組織の仕組み
「動かない部署」があるのではなく、その構造の中に入れば、誰でも「動けなくなる」ということです。
つまり問題は、個人の能力や性格ではなく、役割・評価・優先順位のズレを、整理・調整できていない、組織を作る側の問題です。
現場の対立に見えて、本当のボトルネックは、「人」ではなく
組織の仕組みそのものにあるのではないでしょうか?

